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仲間と楽しみながら健康に!サークルから始まったキックボクシング人生

キックボクシングトレーナー・永井 絢由美

次に踏み出したい第一歩は?

産後の運動としてキックボクシングを始めて以来、その魅力に引き込まれるように講師人生をスタートさせたという永井 絢由美さん。はじめは趣味として始めたキックボクシングでしたが、仲間の輪や繋がりを感じることができ、得たものはスキルだけではなかったと語ります。今回は、キックボクシングの講師になるまでのお話や、これからの目標についてお聞きしました!

新しい自分を見つけたキックボクシングという場所。恩師の声かけで始まった講師生活

中学、高校では軟式テニス部、20代以降はヨガを始めるなど、学生時代から運動とともに生活してきた永井さん。20代後半に出産後、産後の運動としてママ達が集まるキックボクシングサークルに参加したことをきっかけに、永井さんのキックボクシング人生が始まりました。

ーーキックボクシングサークルとの出会いについて聞かせてください!

永井さん:子どもが2歳になったくらいのころ、産後にできる運動を探していたとき、近所で子ども連れOKのキックボクシングのサークルを見つけました。自分の子と同い年の子どもを持つ先生に親近感を覚えて、やってみたいと思ったのがきっかけですね。産後のストレス解消や体型維持のために始めたのですが、ママとして共に頑張っている仲間に出会えたのが嬉しかったのを覚えています!

ーー趣味からキックボクシング講師に転身したときのきっかけは何ですか?

永井さん:参加していたサークルの先生に『講師をやってみない?』と声をかけていただいたのがきっかけでした。初め声をかけていただいたときは、未経験で始めた自分はまだまだ教えられるほどでもないと思っていたのですが、キックボクシングを続けながら1〜2ヶ月ほど考えて、挑戦できるチャンスがあるならやってみようと決心しました!講師になると決めたあとは、実際にサポートメンバーとしてレッスンに参加したり、メンバーさんやそのお子さんのことを聞いたりして引き継ぎをして、先生が産休に入るタイミングでクラスを受け持ち、講師デビューをしました。

目指すのは「楽しさ」を共有できる場所。人との繋がりを感じながら、健康の輪を広げたい

講師としての第一歩を踏み出してから、やる側とは違った楽しさを見つけたという永井さん。やりがいを感じながら指導を続ける一方で、感染症の流行によって思うようにクラスを続けることができず、苦しい思いもしたといいます。自粛ムードで講師を休止していた永井さんでしたが、キックボクシングで教わった楽しさをさらに広げるため、自身のサークルを立ち上げて活動を続けようと決意したといいます。

ーー自分でレッスンを持つようになってどのようなところにやりがいを感じましたか?

永井さん:毎回のレッスンで、メンバーの方が楽しいと伝えてくださる瞬間がやりがいです。その日に来るメンバーに合わせてレッスンの内容を考えたり、BGMのプレイリストを作ったりする時間が何よりも好きな時間で、いっぱい汗をかいて発散してほしい、終わったあとに筋肉痛になるくらい動いて欲しいと思いながらレッスンをしています。あとは、新たな出会いと繋がりを感じられるのがやりがいですね。ジムで習うことをそのままやるというよりは、もっと敷居を低く、来てくれる人にとって楽しい発散の場になっていたらいいなと思います!

ーー自身のサークルを立ち上げることになったきっかけや思いを教えてください!

永井さん:感染症の流行により、受け持っていたクラスが閉鎖することになってしまいました。その時は、常連の方はもちろん、初心者からやっと上達してきた生徒さん親子とのお別れが辛かったのを覚えています。自粛ムードも徐々に緩和してきて活動再開のチャンスを伺っていたところ、ヨガの代行レッスンの担当を機に指導の楽しさややりがいを改めて実感して、2年越しに自分のサークルの始動を決意しました。

ーー最後に、永井さんのこれからの目標や夢を聞かせてください!

永井さん:地元や近隣の地域からキックボクシングとかボクササイズのような格闘技エクササイズを広めて、仲間と一緒に健康になって楽しい時間を共有したいと思っています。ヨガやベビーマッサージなど、色々なインストラクターの方とコラボしたレッスンも今後積極的に行っていって、さらに仲間の輪や繋がりを広めていきたいです!

永井 絢由美

キックボクシングトレーナー。KICK STYLE 2020代表。埼玉県出身。2児の母で産後にキックボクシングと出会い、30代でトレーナーの道へ。現在さいたま市を中心に活動中。