メイク研究をきっかけに始まった発信生活。「美容ブロガー」になって広がった世界。

高校の校則が厳しかったり、あまりメイクをしない方がいいとされる職場にいた浅香さん。転職したことをきっかけに、メイクが必要とされる環境になり、それから浅香さんのメイク研究が始まりました。何からやったら良いのか、どんなコスメが必要なのかがわからず、ネットの美容記事を読み漁ったといいます。いろいろなコスメやメイクを研究を通して発信者側となった浅香さんは、日々楽しみながら人のためになるメイクの内容を発信していると語ります。

ーーブロガーとして活動しようと思ったきっかけを教えてください！

浅香さん：大学生のころから、SNS上で日常の出来事などを書いていて、本格的にブログを始めたのは20歳の頃でした。初めは自分がおすすめする商品を書くことから始まったのですが、続けていくうちにブログを読んだ誰かの喜ぶ反応を見るのも楽しみになりました！当時はいろいろな企業が美容関係の募集をするようになったタイミングで、コスメを試して記事に起こしていくうちに美容ブロガーという立ち位置になっていました。ブログを通して人から見られる自分を意識するようにもなって、メイクをするのがより楽しくなりましたね。その後WEB媒体の専属ブロガーをいくつかやっていくなかで、活動を通してブロガーの知り合いも増えていきました。自分のためにもなるし、活動をきっかけに人に喜んでもらえるのがやりがいですね！

ーー新しいSNSを始めるときに挑戦していけるコツはありますか？

浅香さん：新しいSNSを見て、『自分がこのSNSをやってみたらどういうふうに表現できるだろう？』と考えるのが好きなんです。FacebookやInstagramはできた当初から触っていて、写真の撮り方や投稿方法などを周りに教えたりもしていました。好奇心が強いのもあると思うのですが、新しいことに抵抗せずに踏み出すことは大切だなと思います。

ブロガーとしての幅が広がった、インフルエンサーを束ねるイベント企画での経験

あるとき友人からの紹介で参加したアパレル会社のWEB媒体が企画するイベントをきっかけに、多くのインフルエンサーを束ねるイベント企画を経験した浅香さん。自身もメンバーとして活動しながらのイベント企画は、ブロガーとしての幅を広げたターニングポイントだったといいます。

ーーイベント企画などの仕事を通して得たことや大変だったエピソードは？

浅香さん：自分もメンバーとして働きながら、200名ほどのインフルエンサーを束ねるのが大変でした。インフルエンサーのなかにはメインメンバーとしていろんなイベントに参加する人とサブメンバーとして活動をする人がいて、その人たちのモチベーションの管理や、入れ替わっていくメンバーの管理が大変だったのを覚えています。大変だったこと以上に得たものが多くて、当時はメンバーのやりたいことを尊重していろんな企業さんと組むことができたので、どうやったら企画が実現していくのかを学べたし、ブロガーとしての顔を広げることもできました。長く活動をしていくなかで今でも気軽に付き合える人に出会えたのは、SNSをやっていたおかげですね。

ーー今後も美容ブログを続けていくにあたって、どんな活動をしたいですか？

浅香さん：都内はすぐにコスメを見たり、欲しいものを手に入れたりできるけれど、地方はお店が少ないのもあってネットでしかコスメを目にする機会がないと思うんです。SNS上での活動だけではなくて、地方の人がもっと新しいものに触れられる機会を作れたらいいなと思っています。昔の私のように、コスメを知らないところにいる人がコスメに触れて少しでも興味をもってくれたら嬉しいですね。私のブログはその入り口になるような立ち位置でありたいです。

ーー浅香さんの今後の生活の目標を教えてください！

浅香さん：まずは、ていねいな暮らしをしたいです。自分が心身ともに健康でいるにあたって何が必要なのか、きちんと考えないといけない時がきているのかなと思います。何が大事で何がいらないのか、自分で選択できる芯のある人になりたいですね！『腸質改善アドバイザー』の資格勉強も今後を考えるきっかけになったので、自分のことだけ考えるのではなく、周りも巻き込んでいきたいと思います。